■大手に潰されないお店をつくるという選択①【サロン経営コンサルタント】

音譜いつもご覧いただきありがとうございます音譜


【サロン経営者・オーナーまた店舗責任者の皆さんへ】

このブログは、現場経験と指導を通して検証してきた
【実践型のサロン経営術】をお伝えしています。



************************************


キズカスカンパニーの加藤敬です。


今日は・・・

『大手に潰されないお店をつくるという選択①』


と題してお送りいたします。



いきなりですが、

最初に言っておきます。



「小さなサロンは、大手には勝てません!」



もし皆さんの中で

「大手には絶対に負けない自信がある!」

という方が、いらっしゃいましたら、

この先は読まないでください。




では続けます。



大手上場企業に

在籍していた

会社員時代。



私の仕事の多くは・・・


「お店の(売上)立て直し」



前回、銀座エリアの

お話をしましたが、

商売のエリア(商圏人口)には

限りがあります。



人口9万人の町であれば、

電車が1路線のみの場合、

駅の数は、大体2~3箇所。


私の経験上、ほぼこれを

基本に考えています。

※多少前後はあります。皆さんも調べてみてください。




商圏=パイとい言いますが、

このパイを争っているのが

特に大手企業です。



例えば・・・


イオンとららポート。


ですと・・・商圏は

半径30キロ。


セブンイレブンとローソン(ファミマ)

ですと・・・

半径500メートルです。


※地図にコンパスで円を描くと

面白いように当てはまると思います(笑)



駅前の開発の周期は・・・

25年から30年。



これらは、店舗開発(物件調査)の

基本中の基本。




これらの知識から、

さらに細分化して

的確にマーケティングとして

活かせるかは・・・

“能力の違い”

です。



私はこれを実際に歩いて

確認するため、

よりリアルな情報として

インプットする癖を

つけてきました。



これらのことは、

すべて大手企業に

在籍していた時に

習得した・・・

“チェーン(複数店)理論”

の一部です。



現在ですと、

クライアントさんの

近所のパン屋さんから

人気のレストランまで

把握しているのは、

すべて実際に見ているため

お店の周辺地図が、

ビジュアルとして

頭の中に入っています。



たった2日の訪問でも、

クライアントさんと同じくらい

裏道まで把握しているのは・・・



大手企業は・・・

大きなパイ(大局)

で見ていますが


中小企業であれば・・・

小さなパイ(小局)

を見逃さないことが

大切だと思っているからです。




次回に続きます!



参考までに・・・


建設機械・重機械のメーカーである

コマツ会長の坂根氏は、

囲碁の世界の言葉である

「着眼大局・着手小局」

を口にされています。



出典リンク:

プレジデントオンライン

 どこを犠牲にするか「着眼大局・着手小局」こそ命
 -コマツ会長 坂根正弘氏より