【エステサロン経営】たかの友梨ビューティークリニック・パワハラ問題と今後の業界動向について!


【サロン経営者・オーナーまた店舗責任者の皆さんへ】
このブログは、現場経験と指導を通して検証してきた【実践型の経営術】をお伝えしています。
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こんにちわ。キズカス カンパニーの加藤です。
今回は…
『【エステサロン経営】
たかの友梨ビューティークリニック問題と今後の業界動向について!』
と題してお送りいたします。
もうご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、
エステサロン大手「たかの友梨ビューティクリニック」を経営する
「不二ビューティ」(本社・東京都)の女性従業員が加入する
ブラック企業対策ユニオンは28日、同社の高野友梨社長(66)から、
組合活動をしていることを理由にパワーハラスメントを受けたとして、
宮城県労働委員会に不当労働行為の救済を申し立てた。
というニュースが飛び込んできました。
パワハラ掲載記事についてはこちらをご覧くださいませ
※お早めにお読みくださいませ(リンク切れしてしまう場合がございます)
今までは、社員やスタッフと採用する側の会社として・・・
「スタッフを雇用してあげている(うちで、働かさせてあげている)」
という考えをお持ちの経営者も多かったと思いますが、
時代とともにその考えも変えなければいけません。
今回、たかの友梨で問題となった“残業問題”
スキルアップしたいスタッフであれば、仕事が終わった後(タイムカードを打った後)
自分から・・・
「もう少し、練習したいので、残ってやってもいいですか?」
と聞いてきます。
もちろん残業代はでませんが、それを納得して練習していきます。
しかし、すべてのスタッフがそうではありません。
中には・・・
「○○さんは、オーナーに気に入られたいから(評価を上げたり)から、サービス残業していくんだ!」
なんて、陰で言う人もいます。
こんな場面で、経営者さんの中には・・・
「○○さんは、スキルアップしたいために、やっているだけで、あなたもやれば?」
という言葉を発したいところですが、これをやってしまうと今はアウトになります。
本人の自主性に委ねるような言葉のかけ方をすれば、問題は起きませんが、
“強制されている”と思われる、言葉を選ぶと大問題になります。
だからといって、サービス残業に頼りつづけた経営をすると、これも問題となります。
今回、たかの友梨氏の音声も残っていますので、こちらも御確認くださいませ。
弊社では、スタッフ教育についても、数年先を見越した、指導をさせていただいております。
特に首都圏以外の場所では、若年層(10代後半~20代前半)の雇用が
年々厳しくなってきます。
代々木ゼミナールの規模縮小のニュースにもあるように、
大学受験の競争率が、1.16倍となり、ほとんどの方が浪人せず
ストレートで大学に入学できてしまう時代です。
そうなると、予備校に通う人が激減する。
今後の少子化により、サロン業界でも、若年層が雇用が厳しくなってきます。
そのため、クライアント先の若年層の雇用確保を
弊社では、以前からすでに動きだしています。
若年層を雇用することができれば、人件費を抑えることができます。
かといって、仕事のレベルの低い人材を雇用しても意味がありません。
来月からスタートする「サロン経営塾」でも
“スタッフの採用・面接の仕方から、育て方”についての
カリキュラムをご用意しております。
社員やスタッフの働き方や社会からの優遇(パワハラの支援)も
時代とともに変わってきています。
会社が“雇用してあげている”という考えのままだと
問題が起き、経営を揺るがしかねないかもしれません。
今回の一件は、サロン業界の今後の雇用体制と見直す、
良いきっかけになったのではないでしょうか?
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