【サロン経営をカーネギーから学ぶ】『人を動かす』を『人に動いてもらう』という言葉に変えてみる!

音譜いつもご覧いただきありがとうございます音譜



サロン経営成功請負人の加藤敬です。


連休最終日に体調を崩し、頭痛に悩まされされていました。


バファリンでだましだまし来ましたが...さすがにダウンです。



といいつも...



今日もあなたの笑顔で、お客様を元気にしてあげてくださいね!



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今日は。。。


『【サロン経営をカーネギーから学ぶ】
『人を動かす』を『人に動いてもらう』という言葉に変えてみる!』



と題してお送りいたします。




長文になりますので、ご興味のない方はスルーしてくださいね!




では...



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私の自慢は...


良い上司にたくさん出会えたこと



なんです。




マクドナルドの原田さんは、以前ある番組で


“尊敬する人。師はいない”


言っていました。




私は


“師は持っていたほうが良い”


と思っています。





知人や家族のいう“やめたほうがいい”は、単なる憶測でのアドバイス。



しかし、師が発する言葉というのは...


“お前がそうゆうなら、こうしたほうが、ベストな答えになる”


という意味深いアドバイスをいただけるからです。






今日のタイトルのとおり『人を動かす』ではなく『人に動いてもらう』も


現在上場企業の取締役をやっていられる元上司のHさんからいただいた言葉なんです。






強烈なキャラクターの方で(笑)一言で表現すると...


目の前に出てきた壁は、すべてぶち壊してしまう人でした。




でも、社員教育や従業員教育については、とても繊細。



これって“社員教育で大失敗した経験がある人”だからからこそなんです!




Hさんには、30歳の時に出会ったのですが、それより前、私が26歳の時。




店舗の売上の立て直しで配属されたお店で、


従業員16人 VS 私1という今でも忘れない苦しい経験をしました。




前任の店長が、従業員さんと“なあなあ”なお店にしてしまったせいで、


お店の状況は最悪。 しかも競合店ができて、売り上げは前月比200万円ダウン。



そんなお店に配属されたものですから、配属当初からイライラがマックス!



○みんなオレの言うことを聞け~!


○ちゃんとやらないヤツは、クビにするぞ~!



と早々口走ったものだから、16人の従業員全員が反抗的な態度。





そのおかげで、睡眠時間は、平均2時間程度。


心も身体もボロボロ、3ヶ月と持たず、最後には、


今でいう“ビジネス・プチうつ”になって退職。


その後、約一年間、 サービス業に復活することが出来ないくらい、グロッキーでした。



今ですか?  まったくその名残もなく~ です。




そんな苦しい経験をした後に出会ったのがHさんだったんです。







そして『人に動いてもらう』を聞いたときの会話はこんな感じですした。




Hさん:「カトちゃん! カーネギーに“人を動かす”って本読んだことある?」


私:「はい。25歳の時、読みました」


Hさん:「あの本って“人を動かす”っ書いてあるでしょ! でもそれでは人は動かないんだよね!

もし従業員一人もいなくなったら、人を動かすどころではないよね!


だから普段から“人(相手)に動いてもらう”という気持ちでないとダメなんだよ」



私:「はい。分かりました。Hさんは、そのために何をしてきたんですか?」



Hさん:「何か仕事をお願いする時。高校生であろうと、パートさんであろうと、


“○○君、○○さん、お願いします”と言う様にするんだよ!」



私:「へ~そうなんですか」



Hさん:「そういう気持ちで関わっていくと、いつかその意味が理解できるよ...」




あれから15年。


今でもその教えを守っています。




私はHさんに出会ったからこそ、その後も


“店長教育やスーパーバイザー教育トレーナー”を


どの会社でもさせていただきました。




「人を動かす」ではなく「人に動いてもらう(いただく)」



たったこれだけで、お店は変わります。



従業員にやらせる!



ではなく



やっていただく(+笑顔)





これは聞いたから出来るものではありません。



日々実行することが大切です。




カーネギー著書「人を動かす」も


「人に動いてもらう」という観点や視点で読むと


また違った意味で吸収できると思います。





初めてこの本を読んでから、もう20年も経つのか~(笑)